親子や夫婦、兄弟など家族間で起きたトラブルは基本的には本人同士で解決することになります。
第三者を相手にしたトラブルと異なり、家族間のトラブルは当事者同士の関係が近いことから法律上の規制の対象外になるケースが多いためです。
その一方で違法性が明らかなトラブルについては法律の専門家を間に立たせることによる根本的な解決が必要になります。
弁護士や書士などの専門家にトラブル解決を相談するのが無難な対処法ですが、トラブルの内容と専門家の得意分野が合致していることを予め確認しておくことが大切です。
また、書士のように専門家であっても一部のトラブルには関わることが出来ないケースもあるので併せて注意します。
弁護士などの専門家への相談は法律に照らし合わせた合理的な解決が期待出来るのが利点ですが、相談や書類作成代行には一定の費用が発生します。
予算に余裕を持たせたうえで相談を行い、お互いに協力し合うのが円満な解決に繋げるための心得です。